海難事故、船舶火災、油濁等の海上災害が発生した場合、消火・防除の活動を迅速に行います。
瀬戸内海・大分港の周辺は、国土交通省令の定めるところによりオイルフェンス、油処理剤などの特定油防除資材、油回収船(装置)の配備が義務付けられています。
当社は、横浜市に本部を置く一般財団法人 海上災害防止センターと契約防災措置実施者として契約を締結し、大分連絡事務所を開設しています。万が一の事態に迅速に対応できるように設備・体制を整え、定期的な訓練と資材・機材の点検を行っています。
当社のタグボートは、海上災害が発生した際に消火・防除の活動を行うため、化学消火設備を備えた多機能船です。また、陸上に配備されているオイルフェンスや油回収装置を実際に用いた訓練を定期的に行い、緊急事態に備えています。
正しい判断によって災害と汚染を最小限度に抑止するための知識を習得し、実習を通して体得することを目的として、海上災害防止センターが行う訓練に社員を派遣しています。